『頭は急に良くならない』

 

 

 

 




大手に合わない人達へ。

 

塾長の言葉

 

~地域を支える子を育てたい~

 

どうして塾を始めたのか

 

・・・先生への強い憧れから20年を超えました

 

私は、小学校の頃は小学校の先生になろうと思っていました。中学校に入ってからは、中学校の先生になろうと思いました。

 

高校に入ったら、またどうせ高校の先生になりたいと思うんだろうなと考えていましたら、今度ばかりはそうではありませんでした。尾崎豊全盛の時代学校は荒れ、社会の価値観も大きく変動する時期でした。

 

そんな混乱の中で、いろいろな友人から様々な相談を受けたり、悩みを打ち明けられたりと、そんな日々に明け暮れる中で、自分自身も悩み葛藤し、周りからの相談にきちんと返事がしたい、そんな思いで学校帰りに本屋さんに立ち寄るうちに、心理学の本に出会い、いつのまにか、本棚には心理学の本が並び始めました。

 

自分は心理学の道に進みたい、そんな結論に変わった時期でした。それから何年か経過し、大学の教壇に立つようになったけれども、地元の子供たちを教えたい気持ちはふくらみ続け、昔からの夢を何とか実したい、という思いは捨てきれず、大学院生時代からはじめた長縄塾を続けていく決心をしました。

 

長縄塾という名前は、何代か前の祖父が、江戸時代に行っていた寺子屋の名前で、昔と同じ場所にあります。だから、街の一等地へ出ようなどという思いは全くありません。昔あったタウン誌「すまいる」に取り上げられた時は、120年ぶりの「長縄塾」復活という見出しでした。まさにそのとおりです。

 

大手とはどこが違うのか? この塾の特徴は?

 

キャッチフレーズは、「頭は急に良くならない」

 

塾は大きく分けて2種類あります。多店舗展開している会社組織の塾、いわゆる大手です。もう1つは私塾といい、いわゆる個人塾です。大手は、試験でもともと成績の良い人をとって、いわゆる上位といわれる高校や大学に入れている傾向にあります。合う人には良いですが、合わない人にはまったく合いません。

 

それに、どの塾も、家庭教師の派遣会社も、あの手この手であたかもすぐに成績が上がるようなコマーシャルをしていますが、当塾のキャッチフレーズは「頭は急に良くならない」です。

 

それは誰だって、塾を変えたり、家庭教師を変えたら、少しの間は緊張感があるので、みんな真剣に勉強し、少しは成績が上がるでしょうが、そんな良い結果は長くは続きません。直に元に戻ります。そしてまた下がってくる。「どこかに良い塾ないかなぁ」と探し出す、その繰り返しであっという間に3年ぐらい過ぎます。

 

ではどうしたらよいか。生活を勉強中心にして、机に向かう時間を少しでも長くする。徹底的に復習する。中には、勉強の仕方がわからないという人もいますが、それは1人1人違うので、自分で見つけ出さないといけないのです。成績の良い人の勉強方法を真似しても、それはその人の勉強方法であり、自分に合っているとは限りません。

 

成績なんか簡単に上がるわけないということを、しっかりと自覚し、「成績を上げたい」、「1ランク2ランク上に行ける」なんて広告は、かなり誇大であるということを、親御さんも生徒自身も十分に心得ていて下さい。そんなの誰だってそう思うだろうし、そんな簡単な方法なんて、ありっこないということを。

 

「努力型人間」育成所を目指して

 

・・・本当に結果に現れる塾

 

大手や他の塾と決定的に違う点は、続けていた人は必ず、びっくりするぐらい伸びてくれるという事です。最近では、大半の生徒が塾に行ったり、家庭教師をつけていたりします。ですから、よほどの訓練をしない限り、他の生徒に打ち勝っていくことはできません。成績は他の人よりがんばらない限りは、良い成績は得られないのですから。

 

では、当塾の指導方針は他とどこが違うのかと言いますと、

 

1)  大量生産型の指導をしない。

 

2)  たくさんのテキストを買わせるのではなく、限られた教材だけを繰り返し行う。テストが近づけば、学校の出題テキストに絞る。

 

3)  少人数指導・複数教員指導による教育を行い、勉強の仕方・努力の仕方を見つけさせる。
4) 「やらされている」という意識を改革させ、なにより本人のやる気と意識レベルを向上させる。

 

という事を徹底して行い、持続させることで生徒本人を変えるところからはじめます。

 

これからも多店舗展開など全くするつもりはありませんし、そして必ずしも優秀な子だけを入れて、上位校に入れましたというストーリーではなく、今が上位の子も、そうでない子も、そして成績が上がる塾、その努力を身につけることができる塾、努力型人間として、地元で頑張って生きていける人材を1人でも多く輩出したい思いで行こうと思っています。

 

どの道に進んでも、「一生が勉強の連続」の時代です。それぞれが選んだ自分の道を、しっかり歩いていける大人になってほしいと心から願って指導いたしております。

 

本当に長縄塾に入って良かったと思われる教室を目指します。自分は大手の塾向きではないと思う人、地元の長い歴史の中で育まれに田舎の静かな教室で学問に励みたい人は、ぜひ一緒に頑張りましょう。

 

さて、当塾のホームページは、いろいろな情報を盛り沢山にすることは、あえてせず、当塾の考え方、コンセプトをよく理解していただくことを目的としています。ぜひ何度も読み返して、理解していただければ幸いです。  石原