先輩・後輩の対談2

 

 

「名古屋大学Hくんと岡崎高校Eさんの対談」

 

Hくん:僕は自分の経験から「勉強に近道はない」と感じています。これは、素振りの練習をしていない人にホームランは打てないことと同じことだと思います。つまり、毎日の積み重ねが大事だということです。僕は、休日は朝から晩まで、時には夜中まで、この塾で学習を続けました。そこでは、ボールペンのインクが切れるまで、英単語を書き、そして数学の解法を暗記するまで、何度もやり直しました。これができたのも、この塾では自分を甘やかさない環境がいつでも利用できたからです。こういった地道な学習を続けた結果、高校入学当初に比べ偏差値は15も伸びました。テクニックに走らず、毎日コツコツ勉強するということが、一番の近道だったと思います。

 

Eさん:さすが先輩、なかなか迫力と説得力がありますね。何事も挑戦しないと結果はでないけど、挑戦する決心がつくには、ある程度の自信が必要になるし、その自信を支えるのは、日ごろから自分がどこまでやっているかという、自分の中の裏づけみたいなものが必要になってくる。自分の中に不安とか、自分を信じられない要素があったら、ここぞというときに本領が発揮できないですから。私は、小学生の頃からこの塾で、ただ塾に来たからといって講義を聞いていればよいというだけではないということを思い知らされましたし、塾の授業以外の時間もほとんど毎日勉強している、すごい先輩たちの姿を何人も見て育ってきているので、いよいよ自分もそのときが来ていると思って頑張り続けたいと思います。